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ADV・DOOR・ドリンク代の読み方 — ライブハウスの料金は「三つ」で見る

前売(ADV)と当日(DOOR)の差、入場時に別で払うドリンク代、無料公演の落とし穴。スケジュールの料金欄を迷わず読めるようになるための基本。

スケジュールの料金欄を初めて見た人がつまずくのは、「¥3,000」と書いてあるのに、当日払うお金がそれより多いことです。ライブハウスの料金は、チケット代とドリンク代の二本立てで、さらにチケット代は前売と当日で違います。このサイトの公演カードもその三つを分けて書いているので、それぞれの意味を説明します。

ADV は前売、DOOR は当日

ADV は advance(前売)、DOOR は当日券の略で、ライブハウスの告知ではほぼこの表記で統一されています。「ADV ¥3,000 / DOOR ¥3,500」なら、前もって買えば 3,000 円、当日会場で買えば 3,500 円です。

このサイトに載っている公演のうち、前売と当日の両方が公開されているものを集計すると、差額は 500 円がいちばん多く、次いで 1,000 円でした。差額が大きい公演は、当日券を出す気があまりない(前売で売り切りたい)公演だと読めます。逆に「ADV / DOOR 同額」や「当日券のみ」の公演もあり、その場合はわざわざ前売を買う理由はチケットの確保だけになります。

前売の中央値は、この 30 日分の掲載公演で 3,500 円でした。安い公演で 500 円、高いものは 1 万円を超えます。高い公演は大きめの会場でのワンマンや、特典付きの前方エリア券が含まれていることが多いので、金額だけで判断せず、その公演の告知を見に行ったほうがいいです。

ドリンク代は「別」で、入場のときに払う

ライブハウスは飲食店として営業しているので、入場時に 1 ドリンク分の料金を現金で払い、代わりにドリンクチケット(コインのこともあります)を受け取ります。これがドリンク代です。金額は会場ごとに決まっていて、このサイトが扱っている会場では 600 円か 700 円です。会場ページの「会場情報」に載せています。

大事なのは、ドリンク代はチケット代に含まれていないという点です。ADV ¥3,000 の公演に前売で行く場合、当日払うのはドリンク代の 600〜700 円だけですが、財布には入れておく必要があります。前売をスマホで買って「もう払った」つもりで来ると、入口で小銭を探すことになります。

ドリンクチケットは、開演前でも終演後でも、バーカウンターで好きなときに交換できます。ソフトドリンクにもアルコールにも使えるのが普通ですが、一部の銘柄は差額が要ることもあります。

「無料」と「無銭」の意味

告知に「無料」「無銭」「フリーライブ」とあるのは、チケット代が 0 円という意味で、ドリンク代は別にかかるのが一般的です。「無銭(ドリンク代別)」と書いてあることが多いのはそのためです。

無料公演はグループ側が集客を優先している場合が多く、新しいグループのお披露目や対バンの中で「無料入場・特典会で回収」という形をとっています。初めて見に行くグループなら、無料公演から入るのが財布にも気持ちにも軽い方法です。

料金が「取れていない」公演について

このサイトでは、会場の公式スケジュールに料金の記載がない公演は、料金欄を空にしています。会場側が「詳細は主催者へ」としているケースや、グループの公式サイトやチケットサイトにしか料金が載っていないケースがそれにあたります。空欄の公演は、公演カードのチケットリンクか公式リンクから確認してください。そこにも書いていない場合は、グループの X を見るのがいちばん確実です。

支払い方法について

会場の当日券とドリンク代は現金のみのところがまだ多いです。前売はチケットサイト経由でカードやコード決済が使えますが、入口で払うドリンク代のために、少なくとも 1,000 円分の現金は用意しておくことをおすすめします。物販(CD・チェキ券・グッズ)もグループによっては現金のみです。

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